らすとしぃいん、無垢(改訂)/
ひだかたけし
滅びを包み込みつ坂道登り切れば 、
夕焼けに真っ赤に染まる
富士山のシルエット コニーデ模様
朝焼けの終わりに向け燃え盛り、
なんて美しきカタチ
響き放つ色彩の耀き
胸迄浸かるこの夏の
熱湯のいよいよ沸騰しつつ
一度切りの瞬間とは自ら識らず
光芒の残響 いつまでも棚引き
地と血と痴と 、
刻み込む時の最中 次第に消え
新たな何かに向け
消えいく 消され落ちいく
急傾斜の坂道を、
繰り返す熱狂と幻滅を超えた次元へと
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