言葉の持ち主は僕です/自画自計
 
字は意味をまとい広がりをみせる

僕も慣れた手口で言葉を操ってみたい
役者のようなアドリブを
何食わぬ顔をして

だけど
ホントもウソも構わず口から出てしまう
感情というオーディオにリズムを取られ
思わず口がライブする

そう思っていても
思っていなくても

僕の口で並べられた言葉たちの権利は僕にある
僕が責任を負わなきゃいけないし
僕しか負えない

だから
好きだと伝えたならば
その権利を全うしたい
それを「一途」と言う名の表題にして
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