0?のことば/室町 礼
れてみ
たいものですが、
しかし石破アンパンマンはその重量ゼロの言語を
軽やかに駆使しているのです。
昨日言ったことと今日言ったことが真逆であることが頻繁にあ
る。いや、頻繁じゃなく石破さんの場合は三食ごはんのように
毎日の習慣のようにある。
石破自伝『保守政治家 わが政策、わが天命』を読んだある文芸
評論家は「ページをめくるたびに手が震えた」と語っていた。
なんでおれこんなものを読んでいるんだろうと。わたしは●●
である。といった次の行で、わたしは●●でないという。
その間に何の説明も葛藤もない。
つまり言葉というものは本来、他者とのコミニケーションをは
かるためにある
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