手慰みの言葉/足立らどみ
 


 
うまく書けなくてもいいのだ
カッコ悪くても痛々しくても
そのときの気もちを書いた言葉には
ふしぎなやさしさがある

詩のせかいはだれでも入っていける
きみの書いた詩を だれかが読んで
「わかる」って思ってくれるかも

手慰みの言葉
つまりちょっとさびしいとき
ひまなとき泣きたいときに書いた詩
それでじゅうぶんなんだな

上手じゃなくてもいい
自分の詩を自分のままでのせてみよう
きみの詩を 待っている人がいるよ
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