防げなかった加害についておもうこと/白糸雅樹
た、相談所員が家庭訪問したばかりだという。記事に載っている事柄を時系列に沿って表にすれば、
3月 被害児童が両親と同居開始(それまで乳児施設にいた。)
4月25日 保育園から児童相談所に「ほおにあざができている」と通告。
児童は「おかあさんがやった」と話した。
5月11日 児童相談所の職員が保育園で母親と面会。
5月16日 保育園職員が児童の顔にあざがあるのを見る。
児童は「パパがやった」と話した。
5月17日午後1時半 相談所職員が家庭訪問。母親が虐待を認める。
相談所職員が、子どもを一時施設に預けることをすすめ、
[次のページ]
戻る 編 削 Point(6)