まほろば/ひだかたけし
 
遠い近さの透明さの
抜けいく想いに迄至り
祈念 只々あれば 、

自らの内に宿り在る思考と云ふイキモノ
いよいよ強度増し震える福音の鳴り続け、

絶えて後に降り注ぐ神々の
怒涛の憤怒と狂喜の花冠 、

只々晒され浴びるのみ

隠しおおせぬ
自ら招来したもの、

生きる思考に暴かれ続け





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