瑞々しい六月を詠む/笹峰霧子
 
ドクダミの白波の如く群生す

今朝も未だくちなしの花白きまま 

青葡萄初生り十房(とふさ)に懸けにけり

切れ味のよき花挟夏の畑(はた)

戻る   Point(7)