桜散る、/
 
詩に神でしょうか
魂を奪われて
目を逸らせなくなった
その指がわたしの曲線に触れて
芯がじわりと赤くなる
押し寄せる昂り
少しく震え漏れる息
目を合わせた途端
はらり
と衣が落ちた

ひら
  ひら
桜散る、

詩んでわたしは
生まれ
変わる
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