月光歌/
 
ひとつの世界の上に立つには
力が及ばなかった
鍛錬の不足
十年歌えばと言われているところを
一年にも満たないのだから当然

暗い道を月光が柔らかく照らす

未熟な世界観は滅びゆく
瓦礫を集めて再構築
鍛錬と経験
伸び代は未知数
月に向かって歌えよ僕
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