詩想、YOUR EYES(体・魂・霊)/ひだかたけし
 
へ歩いていけと
これは始まりなのだから
陰の貴女の両眼が語る

わたしの中のわたしを超えたもの
この人生では辿り着けぬとしても

いつかは辿り着かなければならないなら 、

深く瞑目し覚醒する意識を更に明るませ

光の充実スル視界もう絶えず絶えず、

 我、人として在り   
  自然を継承しながら   
  深い断絶の内にこそ 
 進化する自然なれば    

思考振動の巨きく眩めき煌めき波打ち続け

  ☆

自らの
肉身姿の
次第朽ちていくを
直に眼前に
意識の前にしつつ
初めて頭もたげる魂の
初々しさを尚も飼い慣らさず
朽ちていく肉身だからこそ
自ら鍛え取り零さずに
添い遂げる覚悟の内にこそ、

真なる光射し放つ魂の霊性





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