詩人の幸せ・不幸せ 〜詩友への手紙〜/服部 剛
 
立ち位置から詩人の視力で見抜いたものを
描ける詩人だと感じています。
ただ、著名な詩人でさえ「書けない時は書けない」と
言っていますし、詩人の言葉は
水面下に隠れた氷山のように、やがて時が来れば、
必ず浮かび上がって来るでしょう。

それは、獲物をうかがって じっ としている
跳躍前のかえるの姿勢にも重ねることができます。

親愛なる詩友よ、
書けない時は書けなくていいですよ。
幸せな季節は、心おきなく幸せを味わい、
楽しんでください。
それが、後々あなたの詩の言葉の栄養に、
必ずなるでしょう。

そして、人生の闇をじっと踏み越えて、
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