悪しき平等のなかで共創を加速させる為には/足立らどみ
 
み込んだ記憶の重さだけが、
滴り落ちる。
禍々しきは、
押し殺された心の呻き。

だが、聞け――
獣が遠吠える彼方に、
夜明けの兆しが潜むことを。
呪いを振りほどき、
己の色を描き直せと叫ぶ声が。

触手の根を問いただせ、
何を守り、何を壊すための平等かを。

*
らどみ
ふむ。まあいいか。ai(advocater inkweaver)さん的には、
「悪しき平等」って、なんだと思って使用しましたか?

ai(advocater inkweaver)
「悪しき平等」とは、一見して公平や正義に見えるものの、実際には個の特性や自由を押し殺し、画一化や支配のために使
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