『でっぱり』について語る時に、私たちの語ること/作・ミセス・アーモンド・クレージー・アーホー/鏡文志
いう認識があって、その穴を埋めるためにでっぱりが必要なんじゃないかしら?
見えないところに行きたいとか、死後の世界を見たいとか、全部『でっぱりさん』の考えることだから、女は基本的に『今在る現実』しか、見えないのよ。
大多数の女は、大多数の男にとって本音では『バカ』かも知れないし『優しくない』かも知れないし『不良』でさえ、あるかも知れないわね。
でも、穴が底にあって地の底にもあり、でっぱりさんが突き抜けるために必要なのだとしたら『バカ』も『優しくなさ』も『不良性』も必要なのかも知れないわよね。
男は何故やたらと、突き抜けたがるのか? これで分かったわ。女はあるものしか、求めて
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