だからわたしは殴られる/室町 礼
隷化や資本をめぐる戦争も起こりえない。
格差社会も戦争もない。戦争は資本の収奪をめぐる争いが根底にあるから。
マルクスが真に大衆庶民の味方ならそんなことは理論的にわかっていたことでしょう。
ところが共産党宣言を読むと、土地の私有を認め、財産の私有を認めておきながら
個人報酬の上限を設けるような話はどこにもなかった。
社会主義は個人の利益なしにはありえない。いな、社会主義
社会になってはじめて、個人の利益がもっとも完全にみたさ
れるのである。そればかりでなく、社会主義社会のみが 個人
の利益をしっかり保護することが出来るのである。
『英国作家H・G
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