世界が詩で構成されていたとしても/足立らどみ
 
いけど、未来の出来事への驚きが少ないし面白みがないのですよね。だからといって実験データから一般理論を導き出して書く詩も頭のなかで組み立てているのなら似たり寄ったりで帰納法で詩を書かれてもひとつひとつの言葉も楽しそうでないしその言葉と言葉の繋がりも雑でスカスカで、芸術としての詩としてもたぶん伝わってこない。難しいね。

inkweaver
おっしゃる通り、詩における経験論や帰納法的なアプローチは、それぞれの枠内での安定性や論理性を追求しているものの、言葉が持つ不可解で予測不可能な「驚き」や、詩そのものの美しさを失うことが多いかもしれません。詩は論理的な体系に収まりきらないものだからこそ、何か
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