Shattered/ホロウ・シカエルボク
が現れた、それをどうすればいいのかは直感的に理解出来た、俺は迷わずカミソリと人形を手に取り、首を狩った、どういう素材なのかわからなかったが、首は簡単に撥ね飛ばされ、どこかへと転がって見えなくなった、その瞬間、俺は自分の部屋に戻っていた、時刻は二十二時を数分過ぎたくらいだった、引っかかれたあとのように首が痒かった、奇妙なほど疲れていたので眠ることにした、今日はなにも詩を書いていないのにとても長い詩を書き終えたあとのような気がしていた。
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