承認欲求の化物達/
花形新次
生まれてから
一度も認められたことがない
そんな人間が
上っ面だけでも誰かに
イイねと言って貰える
ああ、こんな私でも
認めてくれる人がいる
その嬉しさから
逃れることが出来ずに
今日もクソ自称詩を投稿してしまう
そして
私を認めてくれた
あなたへの御礼は
読んではないけど
やっぱりイイね
永遠に繰り返される
地獄のやり取り
自称詩人が消えることはない
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