一、二の散詩。冷え切った老廃物としての我が思考の塊の断片/鏡文志
 

うんこ。思考の出口としての尻穴からの解放物。今、汚物汚ゲロと化した我が荒廃した老廃物を、爪先から頭まで日々、心頭滅却した証として、貴方に届けよう。今夜ペンと言う剣を持って点と線を繋ぎ、語ろう。愛の方舟を持って、夢の棺桶まで。歳月は罪、人の心に魔物を育てる。愛はない、夢もなく、それが現実。四角くまとめられたピエロ現実に、理不尽に歪められていく常識を受け入れていく人々の売女っぷりが怖い。カボチャパーティなどくだらねえ。この思考の羅列と、数学的淫らと境地の方が私には大切なんだ。
愛は、ウグイスホトギス。泣くよ、ウグイス平安京。囀りながら天を仰ぎ見るもの。それが、愛。このとめどない大宇宙の中で、ゆるゆるのゴム紐のように伸び縮みしながら伸縮運動を続ける破裂し、破綻したパーティが、大乱舞し、大散開し、入り乱れ、もみくちゃになり、狂い咲きしながら春の訪れを待つのを優雅な心持ちで見届ける。その朗らかで優美な音楽の日々が、私には大切なんだ。
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