おもえば、わたし。うつわにしづか/あらい
思えば 私。逃げ出したい と そうだ。膨れた肚は答えないで。それには また、うわ言の場所は土を掬う度に、まるでグラスの何方かは 無力さを象徴するように混ぜて置いた。
計画。――なんていうだろ
吸い込まれるように落ちている。黄土色のボタンは青い海に印象だけ脹れていく。昨日のカミサマは、滋味深いの白栲の上に仰向けに。
器に閑。
さて今なにを強いたか、というのは、あります。
ちいさな蝿や虻といったゆるい胸が不憫にあります、
朽ち木の座と華。遠雷と蛞蝓とでもしましょうか。
「ん。〜だよ」碧く濁った想像と風が吹いて。私はめをとじた/嬰児の苔。息を吸い込む/温もりも多
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