命のすべての闘いにおいて俺が語ることは/ホロウ・シカエルボク
する連中が居る、でもどうだ、俺はまだそれをやり続けている、まあもちろん、少しの間色々なテーマを追いかけて忘れていたこともあったけれど、結局のところそこに帰って来て、同じことをやり続けている、一生賭けて書き続けるたったひとつの詩なのだ、これはそういう類の蠢きなのさ、これは俺の血の速度であり、思考の速度だ、俺は自分の中に駆け巡る命の速度と振動をこうして書き写しているのだ、だから、俺は何も疑ってはいない、俺は生きている限りこれを続けるだろう、これをしない限り俺の肉体の流れは滞り、澱んで、腐敗を始めるだろう、俺にはそれが耐えられない、いつだってなにか、脳味噌に刺激を入れ続けて、すっきりした気分で居たいのさ
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