光彩の言葉/ひだかたけし
ゆうらゆらゆうらゆら
何だかとっても今朝の
ゆうらゆらゆうらゆら
緑葉無数無限の揺れ
無限の揺れ森の揺れ
沈黙の中で想いを語り
)ぼわっとぽすっとずんずんずん
)なにかなんだかくるくるくる
)くるりと廻って繰り出す言の葉
これはあんたの夢じゃない、
これはわたしらの現なの、
あんたはその中で夢みてる、
わたしらの本当のなか幻みてる、
沈黙のなかで想いを語り
森の揺れ無限の揺れ
揺れのなか自らが
光輝く帯となり
何処までも何処までも
伸び広がっていきながら
無限へと無限に突き抜けゆく
光が邪な
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