(512-2)野施行三十一(みそひと)文字/水恋鳥魚夫
 
(番外編21−?)世に詩情あふるるもの
         遠き別れに耐えかねてこの高堂に登るかな
          (高堂は藤村さんの原作では高殿、筆者加筆)

本編)

? その頃はもう飼い馬の五郎飼い主の与三郎さんも若い時の体と心を取り戻して、
壮大な夕日を見つめる境遇にある。


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