それで幾分安堵する。生け簀のものは頼りない/あらい
よろしいか。
嫌なことがあった?
まあなんていうかいつ時代かもわからない
はるさめに やみくもだから こわごわ、
すすめるのだろうけどね。
んでもいまやぐったりげんなりした愛想でしたよ
こういうのが、脳裏で行われていた長年
ヱ昊と雨露がせめぎあう より根本で深淵を
船頭もいないボロ舟に背を預ける
躓いた眼差しと面影に思い巡らす行為として
どこか連れ去ってしまいたい、そんな薄日だ
幻惑と脱力を分け保つ、かんたんな慰めを溢しました
川沿いを下る無駄な目蓋だから
自分だけが知るルートで 困らないですね
理想が低いので、自分自身が自分ではない気がする
自我を捨て 脱
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)