セフィニ/幕切れ/
レタス
ぼくは道化師
老いたピエロ
観客を笑わせては
ご機嫌をとっている
化粧に隠した顔は誰にも見せない
眼尻に描いた紅い涙は乾いている
手品を見せてはため息を吐かせ
夜毎繰り返す芸に飽きもせず
笑うことも泣くことも忘れてしまった
さぁ… この街は今夜でお終い
明日は100マイル離れた街に往く
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