「神秘体験について」/ジム・プリマス
恐怖の集合想念の正体を掴むために、その中心に飛び込んだ後、決定的に、心身を壊して、統合失調症を発症し、精神病院に入院する羽目になったが、それ以前から世間で言うところの、霊障みたいな事象に悩ませられる時期が続いていた。その時期に何回かの神秘的な体験をした。
ある時に車で、隣の西条市に向かって。幹線道路を車で走っているときに、人間の悪想念というか、悪霊と呼ぶべきなのか、僕の場合は、皮膚感覚で感じるだけで目には見えないので、その正体は定かではないが、そういうものに取りつかれたと思われる人間の運転する車の集団に、取り囲まれたことがあった。
明らかな悪意をもって、車の進路を妨害され、追い立てられて
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