種よ、もがく。/あらい
 
ただホノオばかりが焚き付けられた工房で光芒のもと        
     たしかタブは『種よ、もがく。』

          すいぶん
         たんぱくしつ
           しぼう
          みねらる

    つまり 涙も出てこない水仙のバグだわ

  はらはらと孵り値を浴びるタグを回収していた
   わたくしたちは干上がった水葬のデラシネ
       またそのひとみのこと
          鑑よ屈み
       誰もしらないところへ

循環バスよ離れ
蛇潜の区地の腐り
クダは濁濁とからまり
         恒河沙の色鉛
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