ポエジーの茨/ホロウ・シカエルボク
 

生活を切り刻み、静寂をサルベージする、洗練された怠惰を身に纏うものたちのそこここで見かける言葉、段階を踏んで、手順よく並べるだけの…そうさ、実はそれは君じゃなくたって構わない、僕は神様の唾みたいに窓に降りかかる雨を見てる、本当のことなんて本当は僕らの高さには無いものなんだ、僕は生まれつき無駄な努力を敢えて選択してきたのさ、君にとって僕が薄汚いものに見えるなら、君は自分の目を丁寧に洗浄してくるべきだ、もしも今すぐにそうしてくると言うのなら少しくらいはここで待っていることも出来るよ、変拍子のヘビー・メタル、アルバムのタイトルは忘れてしまった、あんまり冴えたものではなかった気がする、何か書こうと思う
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