青空とレモネード?/朧月夜
 
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 と、僕は思う。休むことは僕のプライドが許さない。「体力以外に僕に取り柄なんてあるだろうか」と、そのころの僕は考えていた。ただ、僕の体の火照りと痛みは、僕だけの力ではどうにも出来そうになかった。医者へ行くべきかどうか、僕は迷った。しかし、今はその体力さえない……。



*レモネード2


 食べられるものがレモン1個しかない、というのは難問だった。日ごろから栄養管理をしておけば良かった、と僕は後悔する。コーヒーなんかを飲めば、体は余計に衰弱しそうに思えた。気力でなんとかなる状況ではなかったのだ。

 僕は僕自身の体力を過信していた。健康な人間でも時折タガが外
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