独禁法に関する考察/番田
強みであると私は思うのだ。私は税金のように支払わざるを得ないような商品の持つ価値をそれを買わされる時に感じる。それ自体は価値のあるものだが、しかし、何もその意味を持っていないものもあるように思う。OSがそれで、私はほとんどアプリやデバイスが動くかどうかしかそこでは問題にされてはいないと思うのだ。操作性や外観などは気にする人にとってはあるというだけの価値なのである。無い価値のある商品を買うことは、何も意味が無い。公園にいても私はそう思えた。ベンチに座ると噴水が吹き出している様子が見えた。そしてその周りを歩いている人たちがまばらに過ぎていく。自分ではない何かを、誰もが探しているようだが、そうでもないようにも私には思える。そう、日曜の午後であっても思えた。少しだけ暑い部屋で家に帰るとテーブルに置かれていた麦茶を飲んだ。誰もが平凡な日々を肩に感じながら生きているような気がするのだ。立つ氷の音に、そうではないような気もするのだが。
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