潮さいの町/
ホカチャン
僕は
潮さいの町を
ゆっくりどこまでも歩いていきたい
繰り返すさざ波だけを聞きながら
ゆっくりどこまでも歩いていきたい
沖を通る貨物船を眺めながら
ゆっくりどこまでも歩いていきたい
ああ!こんなにおだやかな気持ちになったのは
何年ぶりだろう
夢中になって海で遊んでいた子どもの頃が
なつかしく思い出される
僕は
潮さいの町を
ゆっくりどこまでも歩いていきたい
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