シナリオ・百合崎高校馬券部始末記?/平瀬たかのり
っている。花火を楽しむ五人。
○同・寺務所
布団を敷いて寝ころび頭を寄せ合い
話しに花を咲かせている五人。
涼歌「前から訊こうと思ってたんですけど、
どうしてあそこに集まるようになったん
ですか」
華織「最初に入ったのお千伽だよね」
キャロル「うん。で、お千伽が華織を誘って、
次にわたしが入って、最後が遥か」
千伽子「四人くらい男の先輩いたんだけど
ね、気の弱そうな。東スポ広げてむすっ
とし続けてたらすぐに誰も来なくなった」
遥「そりゃ来なくもなるわ」
華織「どうしたんだろそれからその人たち」
千伽子「知らない。どこかの幽霊部員になっ
た
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