シナリオ『百合崎高校馬券部始末記』?/平瀬たかのり
 
  走らせ始める。誰も何も言わない。
    ×    ×   ×
   部屋の中央に卓袱台が置かれその前に
   座っている五人。それぞれの前のちら
   し寿司、すまし汁、お茶。食べている五
   人。
華織「う〜ん、今日も最高遥ちゃん」
遥「あざ〜っす。葛城さん、味どう?」
涼歌「ほんとにおいしい。でも知らなかった、
 はるちゃんさんが料理上手だなんて」
千伽子「はい、遥の料理の腕前分かったところで
 新人さん質問コーナー。どんどんどんぱふぱふ
 ぱふ〜。どうぞ葛城さん」
涼歌「え」
千伽子「訊きたいことあるんでしょ」
涼歌「あ、あ、え〜と、はい。あの〜いつもこ
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