先生/
日朗歩野
先生は
ただ先に生まれたから
先生なのではない
先を生きているから先生なのだ
上にたつのではない
先を歩く
一番前を歩く
一番雨風を受け 一番苦しい道を歩く
そうして道を開いていく
後ろからくる者のために生きる
そのための先生
覚悟のない先生
歩くことを早々にやめてしまった先生
先生でもなんでもない先生が多すぎる
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