夢日記inマーケット/撫川
かのじょとわたしはいつもいっしょにいる
かのじょのみぎかたには食洗機についてる
みたいなひねるだけのスイッチがついている
わたしがからだをかたむけるとわたしの体はゆうれいみたいにすいーっとうごく
でも幽霊じゃないから足を引きずって動くことになる
歩くのが面倒だからわたしは
スーパーのツルツルの床でよくこれをして移動する
わたしたちはあらゆるところで男に襲われてみる
強姦されて殺されるイメージをつねにもってる
とてつもなく冷静に
どこがいちばんふさわしいか死場所を考えてる
だから
かのじょとわたしはいつもいっしょにいる
知らないおばさんたちの会話
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