シガレットココア/あらい
 
している〈おとこ/おんな〉藁屑に花粉を頭から寝間着を被る、泥のようなシワを寄せていけば。雲をつかむような格好で、貨幣をいくつか掴んで、オノミモノが描かれた自販機まで。入り口がきれいに夏の虫、暗がりで照らせば、夏の虫も憑き物が落ちたように、ぶわりと翔ばした鎌首ごと、枕返し。

今日の命が奪われました。いまから明日になります。いさぎよく撃たれたウサギとカメの暗号文、疑わしきものを罰せず見守るように尋ね回る、

視線だけおよぎつかれても、視界だけ開けていく。実体のない嫉妬、質素より湿度を滑り落としている。ブザマにも火の車、図星にもずぼらを、正確にデッサンしたところでリズムは刻めない、射撃時間は等しく住所録には射程を記入する記憶の引用の意味が、傷つきやすいほど明瞭で強引なシティ・ポップじゃ、煩い口を塞げないからやっぱり、女々しいな。

2023-03-14
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