独り言5.7/ホカチャン
○「5月の連休」
98歳で登山している友人もあれば
入院して点滴受けている友人もある
人生はさまざまだ
○「不平不満」
Uターンして田舎の悪口ばかり言ってどうすんのよ
夫の実家に帰り夫の悪口ばかり言ってどうすんのよ
どちらも自分の首をしめる愚かなことである
○「こんな詩がかけたらなあ!」
「五十歳の男」
揺籃から柩に入るまでは
五十年に過ぎない
そのときから死が始まる
人は耄碌し 張りがなくなり
だらしなくなり 粗野になる
いまいましいが髪も抜け
歯も抜けて息がもれる
若い乙女を恍惚として
抱きしめるかわりに
ゲーテの本を読むわけだ
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