本を読む/
日朗歩野
近くを見るとき
眼鏡を外すようになった
眼鏡なしで
本を読むと
沁みる
美味しさがちがう
眼鏡に頼らず
裸の自分で生きているという
喜びを背中にしょって
丸くなって本を読む
※スマホは目に刺さるからダメ。紙の本に限ります。
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