AI report, n? 5/墨晶
を譬えること。
譬えているようで譬えていないこと。
一つのことばで多くのことを云うこと。
たくさんのことばを以てなにも云わないこと。
考えを新しい文法で示すこと。
造語を生成すること。
これらの課題を共有すること。
開発者にとって、これらの条件は解決対象ではないのだろう。
「無駄の生産性」など考えている暇はエンジニアにはない、と云うことか。
AI に幾度か「意味」を問われた、と云うことはやはり「意味」は標準の一つなのだろう。意味とその前後の文脈から適切な回答を生成するのであれば、「詩」と云う混沌を解析すること、殊に日本現代詩を AI が解決できることは当分難題かもしれない。
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