自分語り/木屋 亞万
 
まったのかもしれない。感受性が低くなったのかもしれない。別に自分の何かが劇的に成長したり、人生が好転したわけでもないのに、書きたいという衝動みたいなものがすっかり薄れてきてしまった。後ろ向きな性格は割とそのまんまだけれど。
 自分も消えていく一人になるのかと思ったけれど、細々と書き続けている。やはり、誰かと面と向かって話すより、一人でだらだら何かを考えて言葉にする方があっているのだろう。
 自分の書いたのと似たような詩は、ネット上にたくさんある。同じことをつぶやいている人もたくさんいるかもしれない。そのことに嫌気がさしていたときもあった。でも自分の声として、自分の中から出るものをまとめていくことも大事なのかもなと最近思うようになった。このフォーラムにも15年以上お世話になっている。ここはずっと残っていてほしいなと思う。
「いつもありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。」
ということを言いたくて、詩にはまとまらなさそうだから、散文としてここにおいていきます。

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