酒に酔う/夏川ゆう
 
君の部屋に行く
今日は僕が料理を作る

夕闇に近づく土曜日
マンションの7階
夜景が色濃くなっていく

酒を飲みながら
止まらなくなる会話

酒が進んで
ほろ酔い加減が心地良い
完全な夜になり夜景が綺麗

酒に酔い更に会話が盛り上がる

街の騒音さえも
僕たちを盛り上げて
一体感が生まれている

二日酔いにならないぐらい飲む
今ある幸せに酒の香りがする
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