らくえんへ/あらい
 
ごとだと、賭して途して いるのです

しかしその水源のまやかしが、真実 毒花の薬効を憶えはじめたから
それがまたミチクサみたいなものだったので、莨の煙を鼻で煤ってさ

地獄絵図だよって、正面から拭ってやっては そう微笑ったんだ
ただ道に沿って僕等は歩いたばかりに、
なんとなくそう思ったことが茂っていくのを足蹴にして
そこになにがあったかなんて振り向きもしないで
軽くスキップなんて こころでは、触(さわ)んだりしながら

総てが生まれてくるように 凡てが滲んでしまったあとで
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