独り言2.10/
zenyama太郎
頃が
懐かしく思い出される
ふるさとの夕暮れはさびしくて切ない
街の灯りなくただ星だけが輝いている
やがて深い闇が降りてきて
この世にただひとり取り残される
仕事に明け暮れしていた都会生活が
遠くに感じられる
ふるさとの夕暮れはさびしくて切ない
ただテレビの音だけが流れている
やがて深い闇が降りてきて
この世にただひとり取り残される
先に逝った父や母が
しきりに僕に何かを囁きかける
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