独り言2.6/ホカチャン
○「青春の回想3」
県都一の繁華街で飲みまくって
終電に乗り遅れ、タクシー代も高くつくなあ!
と思っていたら
ふと近くの友人のアパートを思い出した
歩いていくと二階建てのアパート全体が
深い闇につつまれていた
そんな寝静まった中にもかかわらず
酔った勢いで友人のアパートの戸をたたいた
まわりの住民にも聞こえるような酔っぱらい声で
何度も叫んだが
いっこうに電気がつかない
おかしいなあ?飲みにでも行っているのかなあ?
大声を繰り返していると
まわりの住民から怒鳴られるかもしれないと思い
帰ろうと思ったが念のため戸のノブを少し回してみた
するとなんと回るじゃないか!
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