Listen/あらい
 
投身/時報(21:46_23:21)雲霞、犇く
蕩けた雪原・(同上、)甘い。

ミミズがのたうつ声を腹の底で感じたので、それを早口に便りにしたためましたが、
私のもとに届いた香りは観察すれば異国のような封蝋で、近所の風のようなコワイロでした。
耳を澄ましてささやくイロハを、どうしたの? 指折り拵えて織りましたから部屋には、
小首に巻いたストールは、あたたかさだけを騙るようで、菊のような者が傾けたからだごと、
夕方には鼻歌交じりの恋文が、と尋ねると。倉庫から、終奏が附録のように届いたばかりの気がしました。

パントマイムの口吻。割り切れない嵌め絵遊びのマエストロへ

組み込まれ
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