ふるさとの夕暮れ/ホカチャン
ふるさとの夕暮れは寂しくて切ない
人声なくただ風だけが吹いている
やがて深い闇が降りてきて
この世にただ一人取り残される
大家族で食卓を囲んでいた昔が
懐かしく思い出される
ふるさとの夕暮れは寂しくて切ない
街の灯りなく
ただ月と星だけが輝いている
やがて深い闇が降りてきて
この世にただ一人取り残される
毎日仕事に明け暮れしていた都会生活が
遠くに感じられる
ふるさとの夕暮れは寂しくて切ない
電話もメールも来ない
ただテレビの音だけが流れている
やがて深い闇が降りてきて
この世にただ一人取り残される
先に逝った父母やご先祖様が
僕にしきりになにかを囁きかける
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