しげまるのこと。/秋田の米はうまい
 
き。結局紹介状をもらってたった一人で博文に会って全ての誤解が解けたんだけど、そのあと茂丸は博文の元で色々暗躍したらしい。

博文が満州のトップになったときにどうしてもまた暗殺しなきゃいけなくなって一緒に死ぬつもりで満州にすぐ飛んで彼に直談判したこともあった。


茂丸は江戸から明治にかけて何の知識もなかったのに一人で世界を変えようとした先輩たちのことを大切に思ってたし自分もそうだったけど
自分より後の若いこたちがなんでも知っているのに国の教育で自分のことしか考えられない神経衰弱人間に変わってしまったことを凄い絶望してた。

晩年の茂丸の写真を見たことありますか?
未来の日本への恐ろしい戦慄で彼の周りだけ時間が凍りついてしまったようなわびしい書斎で執筆している、眼鏡で全く表情が読み取れない茂丸の写真が私は世界で一番好きです。

戻る   Point(0)