詩の日めくり 二〇二二年八月一日─三十一日/田中宏輔
 
赤ん坊を拾ってくる。それを育てていく。あるときにその迷い子は群れのなかに帰っていく。後日、作業をしているときに、迷い子だったプテラノドンが嵐がくることを教えてくれる。この短篇はこころに突き刺さった。佳作である。いや傑作だ。

 10作目は、ダニー・プラクタの「何時からおいでで」タイムマシンに乗った男が突然、家に現われた。ものすごい轟音とともに。男は主人公に自分は時間旅行者だと告げる。未来の地球のエネルギーを使い果たして来たという。聞くと、18分未来から来たという。やった価値はなかったかもねえと言われる。


二〇二二年八月二十四日 「アーメンといったら、おしまい」


 11作目は
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