詩の日めくり 二〇二二年四月一日─三十一日/田中宏輔
若い時のぼくが出てて、気になる現実の男の子が部屋に遊びに来てくれて、ぼくが坐っているところに覆いかぶさって抱き着いてくれたところに、部屋にオブジェとして置いてあったものが女の子になって、「あんたたち何やってんのよ!」と言った。男の子はぼくの身体から離れて横に坐った。女の子はしょっちゅう、ぼくの部屋に勝手に入り込んでくる娘で、窓から入ってくるのだった。女の子がそう言って、窓から出ていくと、男の子がまた、ぼくの上から覆いかぶさってきて、むふふというところで目が覚めた。つづきが楽しみな夢だ。
ヤフオクで8冊同時に入札してる。友人に譲ったものが6冊混じっている。8冊中、ほんとにほしいのは、譲った1
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