独り言10.26/zenyama太郎
 
○「終活」
朝食を食べ終わったら妻が
「昼は何にするうー?」
と気だるそうに尋ねる
昼食を食べ終わったら妻が
「夜は何にするうー?」
と気だるそうに尋ねる
夕食を食べ終わったら妻が
「明日の朝は何にするうー?」
と気だるそうに尋ねる
このようにして終活の日々が過ぎていく

○「田舎」
田舎に一流の人は
なかなかいない
技術者も文化人も
二流三流がほとんどである
この二流三流の人たちが
一流のつもりでいるから
また面白いところでもある

○「潮時」
始めるのに潮時あり
終わるのに潮時あり

○「事故は一瞬で起きる」
近くの井戸堀の仕事を息子と精力的
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