はるか/あらい
その感触を滑らせ確かめる
痛々しい舌触りと肥え太った芋虫のロンド、出てきちゃうから春迷て
おしまいよ立派なペニスよフリーズドライのシリアルに繋ぐヴァギナよ
どんな間違えより恥ずかしい未来の需要とは共有の手狭に嵌った
腐った実を隠すようにピアノの鍵盤はすべてを繁らせ悼ませますから。
その美しい金木犀すら香らない、先の続かない花だからこそ永遠を固める
ずっと眺めています。加工された海をおよいで。夢でまた明日未だあいましょう
そのへんの箱庭に緑青をつくりだす 立派なカラクリから逃げ出しますように
少年は少しだけステップで広げて 少女はちょっとだけビスケットを砕いた
救いなんていう祟りをコトノハと散らせるバカどもは、わくらばを繁らせている
なんという願い、なんという祈り、段差一歩、一滴を急ぐ弾丸よ 一輪刺しのなにか
もっと高いところから翔びなさい。やつれていた、面影も記憶も使い切った
ごめんなさい/ありがとう/さようなら。なんてわらえねえな、まったく
戻る 編 削 Point(1)